こんにちは!FPB協会です。
今週の症例報告を行なっていきます。
よろしくお願いします!
80代女性 両側変形性膝関節症
農家で畑の手伝いを現在も行っている。
膝関節周囲の痛みを訴え。
下肢アライメントはO脚となっている。
両側膝屈曲可動域100°(目測)
右膝伸展可動域-5°(目測)
左膝伸展可動域-10°(目測)
背臥位時
右膝と床の間が3横指
左膝と床の間が4横指
歩行 t字杖歩行
両側立脚期で重心は左右への動揺が生じている。
両膝関節ともに外側スラストが出現している。
ダブルニーアクションがなく歩行周期全体で膝関節屈曲位
治療時間10分/回
両側大腿直筋、両側大腿筋膜張筋、両側前脛骨筋、両側長腓骨筋をリリーブ。(当団体独自のリリース方法)
結果
右膝と床の間は3横指から2横指。
左膝と床の間が4横指から2、3横指。
左右の動揺や両膝関節の外側スラストが軽減した。
左下肢の振り出しが大きくなった。
当団体のリリーブはアライメントを整えることも動作の向上も可能です。今後も介入しO脚を改善させて動作も正常歩行にすることが今後の目標です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
代表安藤一樹のブログでは当協会の考え方を毎週更新しています。こちらもチェックしていただけるとありがたいです。