こんにちは!FPB協会です。
今週の症例報告を行います。
よろしくお願いします。
この方は1/8の症例報告した方です。今回は右足関節
内反へのアプローチについてお話します。
80代女性 子宮体癌 左変形性膝関節症 TKA施行済み
子宮体癌治療後右下肢の浮腫が出現し右大腿近位部は左大腿近位部よりも2㎝太く左右差がある。ハーティを使用して歩行する。自宅では這って移動することがある。
評価
右距腿関節外側がルーズになっており右足関節は内反位となっていた。
右足関節背屈MMT2〜3レベル
歩行時にクリアランスの低下が見られる。
初期接地は足底接地。
触診すると右腓腹筋、右長腓骨筋、右短腓骨筋が癒着していた。
治療時間 15分
右腓腹筋、右長腓骨筋、右短腓骨筋をリリーブした。(リリーブは当団体独自のリリース方法です。)
結果は右足関節背屈MMT3〜4レベル
歩行時のクリアランスはやや向上した。
初期接地は変わらず。
足が軽くなった。今までは爪先が上がらなかったけれど上がるようになったとのお声あり。
今回の介入で筋トレを行わずとも筋力の向上が見られました。まだ右足関節は内反位であるため引き続きアプローチしていきます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
代表安藤一樹のブログでは当協会の考え方を毎週更新しています。こちらもチェックしていただけるとありがたいです。
コメントをお書きください