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8/14の症例報告

こんにちは!
Flexible Perfect Body協会です。


今週の症例報告を行なって参ります。


よろしくお願いします。

今回は、6/5に紹介した方です。



80代女性 脳梗塞 右麻痺残存 全失語
BRSⅣ 
車椅子自走可能。立位姿勢で右尖足が目立ち、立位バランス能力が低下している。左下肢への荷重が、優位となっている。
下衣の着脱は、壁に頭を付けて行っている。
立ち上がりも非麻痺側優位で行い、離殿を行う。

治療前
立ち上がり動作は、上肢を使用して立つため、前方に椅子やテーブルが必要。

離殿時に軽介助が必要になっている。


治療  治療時間 15分

右大腿直筋、右外側広筋,右前脛骨筋、右腓腹筋をリリーブ。


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です)



治療後

離殿動作時の軽介助が必要なくなった。




リリーブには、fasciaの癒着を改善し、fasciaを、正常化することができます。



筋線維は、fasciaの柔らかさによって、収縮力が変化します。


その結果、正常化したfasciaが増えたことで、筋出力が向上しました。



今後は、下肢だけで立ち上がりができるよう、介入していきます。



最後まで、読んでいただきありがとうございました。



代表安藤一樹のブログでは、より当協会の詳しい考え方を発信しています。    

     



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