今週も症例報告をします。
よろしくお願いします。
今回は、8/28に報告した方です。
80代女性 子宮体癌 左変形性膝関節症 TKA施行済み
子宮体癌治療後、右下肢の浮腫が出現し、右大腿近位部は、左大腿近位部よりも2㎝太く左右差がある。
右足関節外側が緩く、蹴り出しが出ない。
ハーティを使用して、歩行する。自宅では、這って移動することがある。
現在は、這って移動が少なくなり、手すりを使用して歩行している。
買い物に行く際は、腋窩介助で両t字杖で歩行を行う。
治療前
右遊脚期の右股関節屈曲角中が不十分で右膝関節伸展位で、右下肢の振り出しを行う。
その結果、右足部クリアランスが低下。
治療 時間20分
右大腿直筋、右内側広筋、右外側広筋、右前脛骨筋、右長短腓骨筋、右腓腹筋をリリーブを行った。
リリーブとは当協会独自のリリース方法です。
結果
右遊脚期の右股関節屈曲角度が向上し、右膝関節
屈曲も見られて、右下肢の振り出しが見られる。
右足部クリアランス向上。
このように、リリーブによって、身体機能の即時的な結果が生じます。
今後も、正常歩行になれるよう治療していきます。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
代表安藤一樹のブログでは、より当協会の詳しい考え方を発信しています。
10/23(土)【オンラインセミナー】歩集改善するfasciaアプローチ
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