今週も症例報告を行います。
よろしくお願いします。
7/31に症例報告をした方の経過をお伝えします。
60代男性 脳梗塞右片麻痺 脳梗塞発症から1年以上)
BRS上下肢Ⅲ 右肩関節亜脱臼
車椅子での生活が主
蜂窩織炎で入院する前は、椅子やトイレの移乗は自立。しかし、退院後は介助が必要になったが、介入後は、自立まで回復。
自宅で1人になる時間があるが、トイレ移乗・動作を1人で行なうことができている。
治療前
平行棒内歩行で麻痺側立脚中期に膝折れが見られた。
治療 10分
麻痺側大腿直筋、麻痺側外側広筋、麻痺側短趾伸筋をリリーブした。
(リリーブとは当協会独自のリリース方法です)
治療後
平行棒内歩行で麻痺側立脚中期の膝折れが見られなくなった。
fasciaには、感覚受容器が存在します。癒着があると、正しい働きをしません。すると、関節角度の入力が入らないため、適切な筋出力ができません。
今回、膝周囲筋のfasciaをリリーブしたので、入力が正しくなったため、筋も適切なタイミングで発揮することができるようになりました。
今後も、安全に生活できるような機能まで回復させたいと思います。
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
代表安藤一樹のブログでは、より当協会の詳しい考え方を発信しています。
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