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R4.1/15の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。



今週の症例報告を行います。



よろしくお願いします!


今回は、以前、11/20に報告した方です。


60代男性  脳梗塞右片麻痺 脳梗塞発症から1年以上)

 BRS上下肢Ⅲ 右肩関節亜脱臼


車椅子での生活が主。日中は、車椅子に座り、趣味のパソコンをしていため、座位での時間が多い。


椅子やトイレの移乗は自立。


皮膚状態が悪く、2回蜂窩織炎になっている。



自宅で1人の時間が多く、トイレ移乗・動作を1人で行う必要性がある。




前回
蜂窩織炎で再度入院となり、約1ヶ月ぶりの再開
身体機能は維持されていた。

入院前は、平行棒内歩行2往復で、3、4回麻痺側足部が床に引っかかることが見られていた。

治療 15分

麻痺側大腿直筋、麻痺側外側広筋、麻痺側前脛骨筋をリリーブした。


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です)




治療後

平行棒内歩行で、麻痺側足部クリアランスが向上し、一度も麻痺側足部が床に引っかかる事がなかった。   



fasciaには、力の伝達を行う役割があります。


しかし、癒着が生じると、伝達効率が低下し、関節運動に支障をきたします。


前脛骨筋は、遊脚初期に、足関節背屈を行い、クリアランスの確保のために活動するため、前脛骨筋をリリーブすることで、筋の伝達効率が向上し、足部クリアランスの向上に繋がったのだと考えています。



今後も、身体機能を向上させ、安全に過ごせる様に支援していきます。。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     





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