こんにちは!
Flexible Perfect Body協会です。
今週の症例報告を行います。
よろしくお願いします。
今回は、変形性脊椎症 陳旧性第12胸椎圧迫骨折の90代女性の方です。
起き上がりは、ベッド柵に掴まり、上体を起こす際に頭部を支える程度の軽介助が必要。
立ち上がりは、離殿動作の介助が必要。
下肢に力が入らず、介助者がほとんど離殿動作を介助している。
体幹90度屈曲位で歩行器歩行を行う。
腰部や下肢の重みを感じ、疲労が溜まると、歩行が困難になる。
時折、膝折れが生じる場合もある。
治療 時間は10分
左広背筋、両側大腿直筋をリリーブ
(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)
治療後
腰、下肢が軽くなったと言っていた。
離殿動作時に下肢に力が入り、介助する際に多少引き上げる力を弱めても立ち上がりが可能になった。
筋に収縮状態から戻れなくなった箇所があると、疲労物質が蓄積することで、疲労感や重さが生じます。
疲れると、身体が重いと感じるのはそのためです。
また、筋伝達効率が低下し、筋発揮が困難にもなります。
リリーブによって、筋の柔軟性を確保することで、血液の循環量、筋伝達効率が向上したため、自覚と動作に変化が出たと考えられます。
90代と高齢ですが、しっかり治療結果が出るのがリリーブの強みになります。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。
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