· 

R4.3/19の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。



今週の症例報告を行います。
よろしくお願いします!




80代男性

腰椎圧迫骨折


腰椎圧迫骨折前は、妻に代わり、家事をこなしていた。しかし、受傷後は、起居動作は自立しているも車椅子での移動となっており、ADLの低下が著しい。


リハビリでは、U字型歩行器にて連続50m以上歩行は可能。


歩行周期全体で両膝屈曲位を取り、すり足となっている。




治療 15分

両大腿直筋、両外側広筋、両前脛骨筋をリリーブ。


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です)



治療後

遊脚初期で両股関節屈曲角度が向上し、すり足になる頻度が減った。




筋力を向上させる事で、歩容が改善すると思いがちですが、筋力を向上させずに歩容を改善する事はできます。



筋の出力には、fascia(筋を包む膜)が動く事が必要です。fasciaが動くと隣り合う筋も動き、大きな筋出力につながります。



リリーブは、凝り固まった筋肉をほぐし、多くの筋線維が働くようにするアプローチなので、筋力を向上させずに動作の改善が可能です。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     





3/26(土)【オンラインセミナー】動作分析が苦手でも大丈夫!姿勢観察で歩行を改善するアプローチ

〜理論編〜

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail/80376/preview