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R4.10/29の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会 
です。


今週の症例報告を行います。
今回も、先週報告した方と同じ方です。


よろしくお願いします。


60代女性


左視床出血 左脛骨骨折


右片麻痺

BRS上肢Ⅳ 手指Ⅴ 下肢

4点杖と下腿装具をつけて20mくらいは歩行可能。


転んだことで家族の意向で普段の生活は車椅子移動

主訴「肩や首が痛い」HOPE「もっと良くなって買い物に行きたい」


歩行

姿勢は、全歩行周期で体幹屈曲位

左膝関節屈曲で、右下肢の初期接地時の重心移動をコントロールしている。


治療前


右遊脚期から初期接地にかけて、左膝関節を屈曲させて、重心の前方移動を制限することで、右下肢への負担を軽減していた。


治療 時間は20分


右広背筋、右腰方形筋、右腕橈骨筋、右総指伸筋、右大腿直筋、右外側広筋、右前脛骨筋をリリーブ




リリーブとは当協会独自のリリース方法です。


治療後

左膝関節屈曲角度が減少して、重心が前方移動するようになった。


通常、立脚初期では、骨盤が前方回旋し、股関節伸展・膝関節伸展・足関節背屈モーメント(踵接地時)により衝撃吸収され、重心移動が円滑に行われています。


しかし、本症例は、左膝関節屈曲によって重心移動を制御していました。


リリーブによる筋緊張緩和によって、動作パターンの修正が図れました。



このように、リリーブには動作修正も可能です。


今後も、歩行能力の向上に向けて取り組んでいきます。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     








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