こんにちは!
Flexible Perfect Body協会
です。
今週の症例報告を行います。
今回も、先週報告した方と同じ方です。
よろしくお願いします。
60代女性
左視床出血 左脛骨骨折
右片麻痺
BRS上肢Ⅳ 手指Ⅴ 下肢Ⅴ
4点杖と下腿装具をつけて20mくらいは歩行可能。
転んだことで家族の意向で普段の生活は車椅子移動
主訴「肩や首が痛い」HOPE「もっと良くなって買い物に行きたい」
歩行
姿勢は、全歩行周期で体幹屈曲位
左膝関節屈曲で、右下肢の初期接地時の重心移動をコントロールしている。
治療前
右遊脚期から初期接地にかけて、左膝関節を屈曲させて、重心の前方移動を制限することで、右下肢への負担を軽減していた。
治療 時間は20分
右広背筋、右腰方形筋、右腕橈骨筋、右総指伸筋、右大腿直筋、右外側広筋、右前脛骨筋をリリーブ
リリーブとは当協会独自のリリース方法です。
治療後
左膝関節屈曲角度が減少して、重心が前方移動するようになった。
通常、立脚初期では、骨盤が前方回旋し、股関節伸展・膝関節伸展・足関節背屈モーメント(踵接地時)により衝撃吸収され、重心移動が円滑に行われています。
しかし、本症例は、左膝関節屈曲によって重心移動を制御していました。
リリーブによる筋緊張緩和によって、動作パターンの修正が図れました。
このように、リリーブには動作修正も可能です。
今後も、歩行能力の向上に向けて取り組んでいきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。
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