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R4.11/5の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。



今週の症例報告になります。



よろしくお願いします!

前回は、R4.10/8に報告した方です。

60代女性

右被殻出血

左片麻痺


車椅子生活

外出先から帰ってきた際に、屋内用の車椅子に移乗する時の動作維持を図っている。


BRS上下肢

左下肢に常時痺れあり


非麻痺側の手すりを利用した歩行練習を行っており、恐怖心から左下肢への荷重がなく、非麻痺側下肢の振り出しが小刻みになっている。

左下肢の振り出しも正常に比べると不十分で歩幅が狭い。

23mの移動に510分かかる。


治療前

非麻痺側下肢の振り出しに時間を要し、両側が揃うまで、非麻痺側下肢の振り出しを4、5回行う。


治療 時間15分


麻痺側大腿直筋、麻痺側内側広筋、麻痺側前脛骨筋、麻痺側長腓骨筋、麻痺側腓腹筋をリリーブ


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)



治療後

麻痺側下肢に荷重が乗り、両側が揃うまで、非麻痺側下肢の振り出しが3回になった。


筋膜には、神経が通っており、固まると潰れます。それは、長時間正座した後のような状態になります。



痺れが強い下肢は、感覚がなくなり、膝折れするのではないかという恐怖心が生じたこと、皆さんも経験ないですか?


リリーブすることで、神経圧迫が緩和し、麻痺側下肢への荷重が多少行えるようになった結果、振り出しの回数が減ったのだと考えられます。



今後も、動作、痺れや痛みを改善させてADL向上を目指します。



最後まで読んでいただきありがとうございました!



代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     


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