Flexible Perfect Body協会です。
今週も症例報告を行います。
R4.9/24に報告した方です。
よろしくお願いします!
T S 70代男性
脳梗塞 糖尿病
左片麻痺
BRS上下肢Ⅴ 手指Ⅴ
杖歩行自立も持久性がない。外出はほとんどしない。
300mくらいは、連続歩行は可能。
足部クリアランスが低下しておりつまづくことが多々ある。50mほどで、10回近くつまづきがある。
麻痺側立脚期は、足関節のロッカー機能が働かない。
ぶん回し歩行となっている。
治療前
麻痺側立脚終期では、足関節のプッシュオフもない状態だった。
治療 時間は15分ほど
左腸腰筋、左大腿直筋、左外側広筋、左内側広筋、左前脛骨筋、左長腓骨筋をリリーブ
リリーブとは当協会独自のリリース方法です。
結果
左立脚終期で足関節のプッシュオフが出て、振り出しに勢いがつき、歩幅が広くなった。
長腓骨筋は、足関節外反の運動作用があります。
外反すると、距骨と脛骨の間に遊びが生じて、足関節底屈がしやすくなります。
長腓骨筋をリリーブすることで、滑走不全が軽減し、足関節のプッシュオフに出現につながったのだと思います。
今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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