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R4.12/10の症例報告

こんにちは!

Flexible Perfect Body協会です。


今週の症例報告を行います。


よろしくお願いします!



50代女性
左被殻出血
左大腿骨頸部骨折 人工関節置換術施行


息子が、手伝いに来るも、基本的に独居。
料理など家事は一通り行っている。

病前は、服飾関係の仕事についており、復職を希望している。

BRS上肢Ⅳ 手指Ⅳ 下肢Ⅳ

背臥位
右肩関節軽度屈曲位、右肩関節内転位、右肘関節屈曲位、右手関節軽度屈曲位、右手指屈曲位、右股関節軽度屈曲位、右膝関節伸展位、右足関節底屈位、右足関節内転位

歩行 4点杖 下腿装具使用
右荷重応答期:時折、右足関節にクローヌスが生じる。
右立脚中期:荷重と共に右下腿内旋、右足関節内転が生じる。
右立脚後期:股関節伸展が生じない。


治療 30分

右大腿直筋、右内側広筋、右外側広筋、右大腿筋膜張筋、右前脛骨筋、右長腓骨筋、右大臀筋、右大腿二頭筋、右腓腹をリリーブ。

(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)


治療後
右立脚中期に生じていた右下腿内旋、右足関節内転が出現しなくなった。



感覚入力を行う受容器は、皮膚だけでなく、筋膜にも存在します。

筋膜を治療することで、正常な入力が入り、動作パターンが変化したことが考えられます。


今後も、身体機能向上に向けて治療していきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。