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R4.12/24の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。



今週の症例報告になります。



よろしくお願いします!

前回は、R4.11/5に報告した方です。

60代女性

右被殻出血

左片麻痺


車椅子生活

外出先から帰ってきた際に、屋内用の車椅子に移乗する時の動作維持を図っている。


BRS上下肢

左下肢に常時痺れあり


非麻痺側の手すりを利用した歩行練習を行っており、恐怖心から麻痺側下肢への荷重がなく、非麻痺側下肢の振り出しが小刻みになっている。

麻痺側下肢の振り出しも、正常に比べると不十分で歩幅が狭い。

23mの移動に510分かかる。


治療前

麻痺側下肢への荷重が少なく、非麻痺側の振り出しに時間を要する。


治療 時間15分


麻痺側大腿直筋、麻痺側内側広筋、麻痺側前脛骨筋、麻痺側長腓骨筋、麻痺側腓腹筋、麻痺側足底筋膜をリリーブ


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)



治療後

麻痺側下肢に荷重が乗り、非麻痺側の振り出すまでの時間が短縮した。

本人からも、「前よりも乗せれる」との発言があった。


筋膜には、触覚、圧覚などの受容器が備わっています。


受容器が、正常に働かないと、外部環境を正しく認識できずに出力を行わないといけません。


リリーブによって、筋膜の変性が多少緩和されたことにより、受容器が正しく働けるようになったため、動作の改善が見られました。




今後も、動作、痺れや痛みを改善させてADL向上を目指します。



最後まで読んでいただきありがとうございました!



代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。