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R5.3/3の症例報告


こんにちは!


Flexible Perfect Body協会 
です。


今週の症例報告を行います。今週は、R4.9/17に報告した方です。

よろしくお願いします。


60代女性

右先天性挙股関節脱臼 左変形性股関節症



右先天性股関節脱臼の影響で脚長差が5cmほどある。

しかし、インソールなしで歩行している。


ADLは自立



現在の機能を維持できるように通所利用


歩行

右立脚初期に右膝屈曲位となる。

右立脚終期の股関節伸展、足関節底屈があまりみられない。

右下肢の振り出しも左に比べると見られない。


治療前

右足底の痛みがある。

右立脚後期にプッシュオフする際に痛む。


治療 30分程度


両大腿直筋、両外側広筋、両内側広筋、両前脛骨筋、両側広背筋、両側脊柱起立筋群をリリーブ


リリーブとは当協会独自のリリース方法です。


治療後


右立脚後期の右足底の痛みがなくなった。


右股関節は、先天性脱臼であるため、立脚後期に伸展が見られません。

代償動作として、体幹伸展動作が見られました。


それで、腰部の緊張が高まり、足底に痛みが出たと考えられます。

スーパーフィッシャルバックラインでは、腰部の筋と腓腹筋、アキレス腱は、繋がりがあります。腰部側へ引っ張られることで、アキレス腱を介し、足底痛が引き起こしたのだと思います。


今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。