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R5.3/11の症例報告

こんにちは!



Flexible Perfect Body協会 
です。


今週の症例報告を行います。今週は、先週に報告した方です。

よろしくお願いします。


60代女性

右先天性股関節脱臼 左変形性股関節症



右先天性股関節脱臼の影響で脚長差が5cmほどある。

しかし、インソールなしで歩行している。


ADLは自立



現在の機能を維持できるように通所利用


歩行

右立脚初期に右膝屈曲位となる。

右立脚終期の股関節伸展、足関節底屈があまりみられない。

右下肢の振り出しも左に比べると見られない。


治療 30分程度


両大腿直筋、両外側広筋、両内側広筋、両前脛骨筋、両側広背筋、両側脊柱起立筋群をリリーブ


リリーブとは当協会独自のリリース方法です。


治療後


右片脚立位保持が、3ヶ月前と比べて、16秒から37秒になった。



筋膜を正常化させることで、筋出力の効率化だけでなく、ルフィニ小体の機能の正常化が生じます。

ルフィニ小体は、組織の伸張ストレスを感知することで、外部環境を把握することができます。


その結果、正確な情報が脳に送られ、片脚立位に必要な筋力が適切に出力されることで、バランス能力が向上したのだと思います。



今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     



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