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R5.5/13の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。



今週の症例報告になります。



よろしくお願いします!

前回は、R4.3/25に報告した方です。

60代女性

右被殻出血

左片麻痺


車椅子生活

外出先から帰ってきた際に、屋内用の車椅子に移乗する時の動作維持を図っている。


BRS上下肢

左下肢に常時痺れあり


非麻痺側の手すりを利用した歩行練習を行っており、恐怖心から麻痺側下肢への荷重がなく、非麻痺側下肢の振り出しが小刻みになっている。

麻痺側下肢の振り出しも、正常に比べると不十分で歩幅が狭い。

23mの移動に510分かかる。



治療前

最近の手すりを使った歩行練習では、約1mほどしか歩行できていなかった。


治療 時間15分


麻痺側大腿直筋、麻痺側内側広筋、麻痺側前脛骨筋、麻痺側長腓骨筋、麻痺側腓腹筋、麻痺側足底筋膜をリリーブ


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)



治療後

手すりの歩行練習での距離が約3mに伸びた。


筋膜は、張力を持っており、癒着や線維化が起きると、張力が亢進してしまい、筋の伝達を阻害してしまいます。


筋緊張が亢進した状態で、歩行をしても、上手く伝達できずに余計な力を使ってしまいます。

その分体力が消費され、疲れてしまい、歩行距離が伸びませんでした。



麻痺側下肢の筋膜の緊張を抜いたことで、筋の伝達

効率が上がり、左下肢の振り出しの円滑性や支持性が向上したことで、疲れることなく歩行ができたと考えられます。


今後も、動作、痺れや痛みを改善させてADL向上を目指します。



最後まで読んでいただきありがとうございました!



代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     



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