· 

R5.7/15の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。

今週も症例報告を行います。

R5.1/7に報告した方です。

よろしくお願いします!


T S 70代男性

脳梗塞 糖尿病

左片麻痺

BRS上下肢Ⅴ 手指


杖歩行自立も持久性がない。外出はほとんどしない。

300mくらいは、連続歩行は可能。


足部クリアランスが低下しておりつまづくことが多々ある。50mほどで、10回近くつまづきがある。

麻痺側立脚期は、足関節のロッカー機能が働かない。

ぶん回し歩行となっている。




治療前

麻痺側立脚終期では、足関節底屈が見られなかった。


治療 時間は15分ほど


両腸腰筋、両大臀筋、両大腿二頭筋、両大腿直筋、両外側広筋、両内側広筋、両大腿筋膜張筋、両前脛骨筋、両長腓骨筋、両腓腹筋をリリーブ


リリーブとは当協会独自のリリース方法です。


結果


左立脚終期で、足関節底屈が見られた。

足クリアランスが向上した。


大臀筋の筋緊張を低下させることで、股関節伸展動作が出たことと、腓腹筋や長腓骨筋の筋緊張を低下させることで、左立脚後期での左股関節伸展動作が出現しました。その結果、筋緊張が落ちたことで随意運動がしやすくなった足関節の底屈動作も見られるようになったと考えています。


また、左足関節底屈に伴う蹴り出しが足クリアランスの向上につながったと考えています。


本症例は、旅行に行かれますが、長い距離を歩くことが大変なため、今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     








【オンラインセミナー】

2023.7.29(土)13:45~16:45

【仙台開催】関節可動域改善に悩む日々が終わる!セラピスト必見の筋膜アプローチ

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail/86709/preview