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R.510/7の症例報告

こんにちは!



Flexible Perfect Body協会です。

今週も症例報告を行います。

R5.9/23に報告した方です。

よろしくお願いします!


T S 70代男性

脳梗塞 糖尿病

左片麻痺

BRS上下肢Ⅴ 手指


杖歩行自立も持久性がない。外出はほとんどしない。

300mくらいは、連続歩行は可能。 


足部クリアランスが低下しておりつまづくことが多々ある。50mほどで、10回近くつまづきがある。

麻痺側立脚期は、足関節のロッカー機能が働かない。

ぶん回し歩行となっている。




治療前 

麻痺側股関節の分離がなく、麻痺側を振り出す際、骨盤挙上が起きる。



治療 時間は15分ほど


左三角筋、左上腕二頭筋、左上腕筋、左、円回内筋、左橈側手根屈筋、左橈側手根伸筋、両腸腰筋、両大臀筋、両大腿二頭筋、両大腿直筋、両外側広筋、両内側広筋、両大腿筋膜張筋、両前脛骨筋、両長腓骨筋、両腓腹筋をリリーブ


リリーブとは当協会独自のリリース方法です。 


結果 

麻痺側股関節が分離し、骨盤挙上が多少見られなくなり、麻痺側下肢の振り出しが向上した。



筋緊張亢進の原因は、筋膜の癒着です。


筋膜の癒着部分は、筋膜内の筋紡錘が働かずに、筋緊張亢進の原因となります。


筋膜をリリーブしたことにより、筋緊張の適正化が起こった結果、麻痺側股関節の分離が生じました。



今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 




代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

      




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