R5.10/21の症例報告

こんにちは!



Flexible Perfect Body協会 
です。


今週の症例報告を行います。今週は、先週に報告した方です。

よろしくお願いします。


60代女性

右先天性股関節脱臼 左変形性股関節症



右先天性股関節脱臼の影響で脚長差が5cmほどある。

インソールを入れて、補高している。


ADLは自立



現在の機能を維持できるように通所利用


歩行

右立脚初期に右膝屈曲位となる。

右立脚終期の股関節伸展、足関節底屈があまりみられない。

右下肢の振り出しも左に比べると見られない。



治療前

背臥位で、骨盤後傾位、右股関節軽度屈曲位、右膝関節軽度屈曲位だった。


治療 30分程度



両大腿直筋、両外側広筋、両内側広筋、両前脛骨筋、両大臀筋、両広背筋、両脊柱起立筋群、左腓腹筋をリリーブ


リリーブとは当協会独自のリリース方法です。


治療後


背臥位で、右骨盤前傾位が、多少改善、右股関節軽度屈曲位、右膝関節軽度屈曲位も改善し、床面に大腿部、下腿部の接地面が増えた。



骨は、筋肉や筋肉を覆う筋膜の張力で、アライメントが決まります。


筋緊張が強いと、骨が引っ張られてしまうので、それに伴ってアライメントが決まります。


腰部の筋膜癒着が、骨盤後傾の要因で、大腿前面筋膜の癒着が、股関節や膝関節屈曲位の原因でした。


その癒着を改善させることで、背臥位のアライメントが変化しました。



今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     



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