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R6.1/27の症例報告

こんにちは!



Flexible Perfect Body協会 
です。


今週の症例報告を行います。今週は、R6.1/13に報告した方です。

よろしくお願いします。


60代女性

右先天性股関節脱臼 左変形性股関節症



右先天性股関節脱臼の影響で脚長差が5cmほどある。

しかし、インソールなしで歩行している。

半年前あたりからインソールを使用


ADLは自立



現在の機能を維持できるように通所利用


歩行

右立脚初期に右膝屈曲位となる。

右立脚終期の股関節伸展、足関節底屈があまりみられない。

右下肢の振り出しも左に比べると見られない。


治療 30分程度


両大腿直筋、両外側広筋、両内側広筋、両前脛骨筋、両腓腹筋、両大臀筋、両広背筋、両脊柱起立筋群をリリーブ 



リリーブとは当協会独自のリリース方法です。


治療後

両下肢の振り出しが向上した。

本人から「歩きやすい」という言葉も出た。


動作は、筋の収縮弛緩を繰り返す動きになります。


筋膜の癒着がある部分は、常時収縮しており、弛緩し辛い状態になっています。



本症例は、脚長差があり、左膝関節は常時屈曲位ですので、腓腹筋は常に収縮した状態になります。



筋膜治療は、筋膜の癒着を取り、筋の弛緩性改善を図ることができます。



治療後に歩きやすいという自覚が出たのは、腓腹筋の収縮弛緩が出るようになって下肢の振り出しが向上したからだと考えられます。



このように、筋膜の正常化は、動作改善を図ることができる治療になります。



今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     




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