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R6.3/16の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。



今週の症例報告になります。



よろしくお願いします!

前回は、R5.8/19に報告した方です。

60代女性

右被殻出血

左片麻痺


車椅子生活

外出先から帰ってきた際に、屋内用の車椅子に移乗する時の動作維持を図っている。


BRS上下肢

左下肢に常時痺れあり


非麻痺側の手すりを利用した歩行練習を行っており、恐怖心から麻痺側下肢への荷重がなく、非麻痺側下肢の振り出しが小刻みになっている。

麻痺側下肢の振り出しも、正常に比べると不十分で歩幅が狭い。

23mの移動に510分かかる。





治療 時間15分


麻痺側大腿直筋、麻痺側内側広筋、麻痺側前脛骨筋、麻痺側長腓骨筋、麻痺側腓腹筋、麻痺側足底筋膜をリリーブ


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)



治療後

短下肢装具あり4点杖歩行で、3m直進後、左に方向転換し、その後も約1mほど歩行することができた。



最近は、歩行時の足部内反を防ぐため、短下肢装具を着用し歩行練習を行なっていました。


直進だけでなく、左に方向転換することができるようになりました。


左下肢荷重への恐怖感がありましたが、左への方向転換できるようになったため、動作の向上が見られます。


筋膜に癒着ができると、筋緊張が亢進してしまいます。



そうなると、随意性や支持性が低下してしまいます。



リリーブで、筋膜の癒着が改善したため、深部感覚受容器としての役割や筋出力の改善が見られるようになったため、動作改善が見られたと考えています。


今後も、痺れや痛みを改善させてADL向上を目指します。



最後まで読んでいただきありがとうございました!



代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     



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