こんにちは!
Flexible Perfect Body協会です。
今週の症例報告になります。
よろしくお願いします!
前回は、R6.3/16に報告した方です。
60代女性
右被殻出血
左片麻痺
車椅子生活
外出先から帰ってきた際に、屋内用の車椅子に移乗する時の動作維持を図っている。
BRS上下肢Ⅳ
左下肢に常時痺れあり
非麻痺側の手すりを利用した歩行練習を行っており、恐怖心から麻痺側下肢への荷重がなく、非麻痺側下肢の振り出しが小刻みになっている。
麻痺側下肢の振り出しも、正常に比べると不十分で歩幅が狭い。
2、3mの移動に5〜10分かかる。
治療 時間15分
麻痺側大腿直筋、麻痺側内側広筋、麻痺側前脛骨筋、麻痺側長腓骨筋、麻痺側腓腹筋、麻痺側足底筋膜をリリーブ
(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)
治療後
短下肢装具なし4点杖歩行で、麻痺側下肢への荷重量が増えて、非麻痺側下肢の振り出しが向上した。
初期接地の際に足部内反が、前脛骨筋の筋緊張亢進によって生じていましたが、リリーブすることで緩和しました。
その結果、麻痺側下肢への荷重が可能になり、非麻痺側下肢の振り出しが向上したと考えられます。
筋膜に癒着ができると、筋緊張が亢進してしまいます。
そうなると、アライメント不良が生じます。
癒着が緩和することで筋緊張が低下し、動作の改善が見られたと考えられます。
今後も、痺れや痛みを改善させてADL向上を目指します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。
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